その他の疑問

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局所療法と全身療法をどう組み合わせる?病期の枠を超えた”MDT”の可能性を考える

免疫チェックポイント阻害剤(ICI)は、その薬効(特に寛解を目指せるという特徴)が評価され、従来あまり薬物療法の出番がなかった早期がんでの開発も目覚ましい。これは全身療法である薬物療法の適用範囲が広がったことを意味するだ […]

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mRNAワクチンの開発の方向性は?:がん免疫サイクルを適切に回すために

SARS-CoV-2のパンデミックによって一気に臨床応用が加速したmRNAワクチンが、がん治療にも応用されようとしている。昨年のAACRで発表されたmRNA-4157-P201/KEYNOTE-942試験で有望な結果が出 […]

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Countdown to 2024 - 2023年のTop5 CQを振り返る

1、手術か放射線か?治療法の境界が曖昧に 薬物療法、特にICIの開発が早期がんにも導入され、手術・放射線・薬物療法という3本柱の境界が曖昧になってきた。例えば、手術が第一選択とされるI期の肺がんでも、定位放射線療法にIC […]

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腫瘍サイズと免疫チェックポイント阻害剤の効果に関連はある?

ICIの治療効果が治療前のベースライン時におけるBTSと相関するといった報告がメラノーマ(Joseph RW et al. Clin Cancer Res 2018)やNSCLC(Uehara Y et al. Tans […]

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腫瘍の転移にも免疫細胞の活性化にも重要なリンパ節、郭清の是非を再考する

一般的にがんのリンパ節転移は予後不良因子であることが知られているが、それでもなおリンパ節郭清の必要性や意義は疑問視されている。特に、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)による治療の台頭に伴い、免疫細胞の貯蔵庫でありプライ […]

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免疫チェックポイント阻害剤の投与はいつまで継続すべきか?

ICIをいつまで続けるべきか、これは以前からなかなか答えの出ていないCQである。昨今周術期にまでICIが使われるようになり、術前ICI治療を実施後に術後も継続すべきか、という新たな疑問が出てきている。そこでまずは、今まで […]

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免疫チェックポイント阻害剤のリチャレンジ:周術期免疫療法時代に再考

術前 and/or術後ICIの開発が激戦となっている今、より早期でICIを使った後に再発したときの次治療は、ひとつの重要なCQである。そして当然ながら、ICIリチャレンジも候補に挙がってくるだろう。 そこで今回は、ICI […]

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オリゴ再発肺がんに対する最適な治療は?:周術期薬物療法の導入を機に考える

早いものでASCO 2023から1カ月以上の月日が経過した。肺癌領域ではKN-671を始めとした術前+術後ICI治療やADAURAのOSアップデートなど、昨今の時流を反映した周術期の薬物療法に注目が集まった。少なからず次 […]

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ICI治療におけるバイオマーカー:腫瘍細胞上のPD-L1の意義再考

抗PD-1/PD-L1抗体は、当初から言われている「T細胞上のPD-1と腫瘍細胞上のPD-L1との結合阻害によるブレーキ解除」というメカニズムに基づき、腫瘍細胞上のPD-L1発現が効果予測のバイオマーカーだとされてきた。 […]

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手術に迷うIII期肺がんに対する最適な治療は?:免疫療法時代に考えるべきこと

ICI(免疫チェックポイント阻害剤)の登場は、これまで予後不良とされてきた進行期(特にドライバー遺伝変異陰性)症例の治療に大きな希望をもたらした。そして今やICIの開発の対象は早期がんにまで及ぶ時代となってきている。 I […]

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