NSCLC

ドライバー遺伝子変異陽性例に対する治療シーケンス
メカニズムから考えるTKIとACDの使い分け:HER2変異陽性非小細胞肺がんを例に

2025年8月8日、Zongertinib(HER2-TKI)がHER2変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)の治療薬としてFDAに承認された。HER2を標的とした治療はADCが先行していたが、いよいよTKIの実臨床への導 […]

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今日の話題
非小細胞肺がんのIII期N3症例に対して、切除の可能性に期待した術前療法の実施の意義はある?

非小細胞肺がんの術前治療としてのICIの使用が注目され始めてから今日まで、切除可否の判断が難しいいわゆるborderline resectableに対する治療選択が議論となっている(過去記事参照:https://st2b […]

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ドライバー遺伝子変異から見た腫瘍微小環境
非小細胞肺がんにおけるEGFR変異の種類から見えてくるがん微小環境の違いや治療戦略は?

EGFR変異陽性NSCLCには、高頻度に認められるcommon mutation(Del19とL858R)と、頻度の低いuncommon mutation(例:G719AやL861Q)があり、ひとくくりにはできない。主に […]

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切除可否の境界と治療選択
肺がんにおける切除可否の判断再考:手術が適した症例をどう見極める?

以前の記事の中で、III期肺がんにおける切除の可否の境界設定の難しさについて言及した。そのときに取り上げたEORTCのコンセンサスレポートが論文になったので(Houda I et al. Lung Cancer 2024 […]

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周術期ICIの最適なレジメン選択
免疫チェックポイント阻害剤+化学療法の至適サイクル数は?:過不足のない術前療法を考える

肺がん領域における周術期ICIが注目され始めてから、術前ICI+chemo(→術後ICI)のデータが次々と報告されているが、どれも少しずつレジメンが異なる。 今回は術前ICI+chemoのサイクル数について考えてみる。 […]

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オリゴ転移・再発に対する治療戦略
オリゴ転移に対する局所治療の追加は、どんな症例に効果的か?

以前の記事の中で、オリゴ再発に対する最適な治療選択肢について取り上げた。今回はオリゴ転移に関する細かい分類に踏み込み、局所治療の恩恵を最も受けることができる集団はどこかを考察する。議論をシンプルにするために、ドライバー遺 […]

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TKI処方の至適化
TKIの休薬の是非を考える:継続使用が必須とは限らない?

TKIを中断する意義 EGFR-TKIに代表される分子標的薬は、高い奏効率やPFS/DFS延長効果が望める反面、根治は目指せないという大きな欠点がある。つまり“がん細胞が存在する限り”、使い続けることが原則になっている。 […]

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新薬の台頭に伴う手術・放射線・薬物療法の役割再考
その併用は本当に適切か?:ICI、RT、chemoそれぞれの役割から再考する至適レジメン

切除不能III期非小細胞肺がん(NSCLC)において現在SoCとなっているPACIFICレジメン。しかしながら、PACIFICのサブ解析の結果から、cCRT後のICIまでの期間が短い方が好成績であることが示されており、c […]

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新薬の台頭に伴う手術・放射線・薬物療法の役割再考
局所療法と全身療法をどう組み合わせる?病期の枠を超えた”MDT”の可能性を考える

免疫チェックポイント阻害剤(ICI)は、その薬効(特に寛解を目指せるという特徴)が評価され、従来あまり薬物療法の出番がなかった早期がんでの開発も目覚ましい。これは全身療法である薬物療法の適用範囲が広がったことを意味するだ […]

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周術期ICIの最適なレジメン選択
術前ICIと手術可否の判断:誰にどのタイミングで実施するのが最適か?

以前の記事の中で、現在の診断基準では“切除不能”とされている症例が、周術期薬物療法の開発に伴い切除可能になり得ること、そしてそのためには術前治療前後でのMDT(多職種間の連携/チーム医療)による評価が必要になることを書い […]

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