今日の話題
早期非小細胞肺がんに対する術後Osimertinibは“全例”に“3年間”必要か?
先日のWCLC2026にて、ASCO2020の最初の発表から大注目を集めたADAURAの8年追跡結果が報告され、同時に論文にも掲載された (Wu YL et al. J Thorac Oncol 2026)。当時問題にな […]
ASCOの進行期非小細胞肺がんのデータを振り返る(Part2)
ドライバー変異陰性のNSCLCにおいて、ICIに代わる薬剤は出てくるのだろうか。今回は2つの中国のポジティブ試験を取り上げながら、考察してみたい。 ひとつは、PD-1とVEGFを標的とした二重特異性抗体であるivones […]
ASCOの進行期非小細胞肺がんのデータを振り返る(Part1)
前回の記事で取り上げたALK陽性肺がんについて、進行期でも動きがありそうなので、ここで取り上げたい。 ひとつはCROWN試験の7年追跡結果。PFSのK-M曲線が3年を過ぎたあたりからプラトーに近付いており、脳転移に関して […]
ASCOの周術期非小細胞肺がんのデータを振り返る
免疫チェックポイント阻害剤 長らく術前・術後ICIのデータが盛り上がりを見せていたが、いよいよICIの話題は下火になった印象を受けた。ひとつ臨床試験を取り上げるとしたら、EA5142 (ALCHEMIST) 試験のネガテ […]
周術期治療の効果判定や予後予測に最適な指標は?:病理学的奏効 vs 微小残存病変
周術期治療における正確な予後予測のバイオマーカーはなにか。これは、昨今の高額なICI治療が台頭してきてから、大きな課題となっているように感じる。短期的な効果判定と、長期的な予後が必ずしも一致しないことが、この問題を一層難 […]
体内時計を制するものは、がん治療を制す!?:免疫療法のタイミングを考える(その2)
前回の記事の中で、昨年注目を集めた体内時計とICIの効果(投与タイミング)についての話題を取り上げた。そこで引用した初のランダム化試験であるASCOのデータは、最近Nature Medicineに掲載され、そのインパクト […]
休眠細胞の目覚め:ウイルス感染とがんの再発の驚くべき関連が明らかに!
がん治療にとって、初回治療でいかに寛解に近い状態に持ち込めるか、と同時に、いかに再発を抑えるか、ということが完治(cure)の観点において重要なカギとなる。 この再発を抑えるための昨今の研究の方向性としては、大きく分けて […]
体内時計を制するものは、がん治療を制す!?:免疫療法のタイミングを考える
がん薬物療法の要である免疫療法を実施する際、投与タイミングはどこまで重要か? そもそも生体内には概日リズムが備わっている。Bmal1とClock遺伝子から作られるタンパク質(BMAL1とCLOCK)がヘテロ二量体を形成し […]
非小細胞肺がんのIII期N3症例に対して、切除の可能性に期待した術前療法の実施の意義はある?
非小細胞肺がんの術前治療としてのICIの使用が注目され始めてから今日まで、切除可否の判断が難しいいわゆるborderline resectableに対する治療選択が議論となっている(過去記事参照:https://st2b […]
いいことばかりではない!?免疫チェックポイント阻害剤と放射線療法の併用
今回は、放射線療法(RT)が腫瘍の転移を促進させる、というNatureからの報告(Piffkó A et al. Nature 2025)から考えたことをまとめてみた。 RTといえば、照射野ではない転移巣の縮小も期待でき […]



