pan-tumor
Real-World Dataの活用法は?利点を知り課題を克服するために必要なこと
RWD活用の現状 Real-World Data(RWD)は、文字通り実臨床での患者像を反映しており、患者を厳格な適格基準で選別し条件を揃えたサイエンス重視の臨床試験とは相反する特徴を持つように思われる。 し […]
周術期における免疫チェックポイント阻害剤の開発はどこへ向かう?がん種を越えて考えてみる
周術期ICIに関して、承認済みのレジメンを下図にまとめるとともに、今後のCQについて考えてみた。肺がんに関してはこれまで何度も取り上げてきたが、今回は他がん種まで踏み込んでいる。(まだまだ勉強不足のため、随時更新予定です […]
がん細胞と免疫細胞との出会いの重要性:がん細胞根絶への第一歩?
治療介入によって一見根絶されたかのようながん細胞、なぜ長い時間を経て再発してくるのだろうか。最近出た興味深い報告(Goddard ET et al. Cancer Cell 2024)では、休眠状態の“dissemina […]
術後アジュバント治療の要否判断や効果判定にctDNAは応用できるか?
診断技術の進歩に伴い、がん患者の多くが早期に診断され、根治的手術を受けることができるようになった。しかしながら、術後再発率の高さは依然として克服すべき共通課題と言える。術後の病理診断や病期分類によって、患者が術後補助療法 […]
mRNAワクチンの開発の方向性は?:がん免疫サイクルを適切に回すために
SARS-CoV-2のパンデミックによって一気に臨床応用が加速したmRNAワクチンが、がん治療にも応用されようとしている。昨年のAACRで発表されたmRNA-4157-P201/KEYNOTE-942試験で有望な結果が出 […]
腫瘍サイズと免疫チェックポイント阻害剤の効果に関連はある?
ICIの治療効果が治療前のベースライン時におけるBTSと相関するといった報告がメラノーマ(Joseph RW et al. Clin Cancer Res 2018)やNSCLC(Uehara Y et al. Tans […]
腫瘍の転移にも免疫細胞の活性化にも重要なリンパ節、郭清はすべき?
一般的にがんのリンパ節転移は予後不良因子であることが知られているが、それでもなおリンパ節郭清の必要性や意義は疑問視されている。特に、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)による治療の台頭に伴い、免疫細胞の貯蔵庫でありプライ […]
併用療法の意義は?:相加・相乗効果について改めて考える
以前に挙げた「ICI治療において化学療法は積極的に併用すべきか?」の記事の中で、Palmer–Sorger model(Palmer et al. Cell 2017)の論文を取り上げた。今回は、Palmer先生のグルー […]
臨床試験デザインにおいて考えるべきポイント整理(その1)
本来新しい薬剤の効果を評価するための臨床試験、しかし最近は、既に承認されている薬剤の使い方や使うタイミングの評価を目的とした試験も増えてきたように思う。例えば、進行期で使われている薬剤を周術期に導入する目的や、単剤で使わ […]
術前ICI治療の効果判定:病理学的奏効による判断は適しているか?
化学療法時代においては、病理学的奏効(特にpCR)が予後延長のサロゲートであると考えられてきた(Hellmann MD et al. Lancet Oncol 2014)。一方で、昨今周術期への進出が目覚ましい免疫チェッ […]