術後アジュバントとしての分子標的薬の意義
術後アジュバント療法、最適なエンドポイントは? 

がん治療においては、いわゆる5生率が長年ひとつの指標とされてきた。しかしながら、腫瘍を切除した術後療法においては、寛解の可能性がある症例も含まれているため、OS評価にはかなりの時間と症例数を要するという課題がある。昨今話 […]

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今日の話題
NICHE-2試験のwaterfall plotこそ、まさに"滝の流れ"だ!

ESMO 2022のPresidential Symposium IIで発表されたばかりで興奮冷めやらぬまま「今日の話題」としてUPしたい。 この試験はdMMRの局所進行大腸がん患者に初回Nivo (3mg/kg)+Ip […]

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ICI治療におけるバイオマーカーの課題
腫瘍細胞上のPD-L1は免疫チェックポイント阻害剤における万能なバイオマーカーか?

抗PD-1/PD-L1抗体は、当初から言われている「T細胞上のPD-1と腫瘍細胞上のPD-L1との結合阻害によるブレーキ解除」というメカニズムに基づき、腫瘍細胞上のPD-L1発現が効果予測のバイオマーカーだとされてきた。 […]

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切除可否の境界と治療選択
手術に迷うIII期肺がんに対する最適な治療は?:免疫療法時代に考えるべきこと

ICI(免疫チェックポイント阻害剤)の登場は、これまで予後不良とされてきた進行期(特にドライバー遺伝変異陰性)症例の治療に大きな希望をもたらした。そして今やICIの開発の対象は早期がんにまで及ぶ時代となってきている。 I […]

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レギュラトリーサイエンスに関連した課題
日本における国民皆保険の光と闇

先日ADAURA試験に関するあるドクターのコメントの中で、“OSについてもosimertinib群で優位な延長効果を示す可能性は高いが、それはosimertinibの効果だけが勝因ではない。次治療がばらつき比較対象群のO […]

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術後アジュバントとしての分子標的薬の意義
肺がんにおける術後アジュバントosimertinib:DFS延長の意義は?

以前に、「術後アジュバントosimertinib治療に賛成?反対?」というテーマで記事を書いた。(リンクはこちら)実際の承認や、さらなるデータの蓄積なしには詳細な議論に限界があるが、前回の記事から4か月経った今、前回の内 […]

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遺伝子検査の課題
どうなる?肺がん治療におけるコンパニオン診断

肺がん治療薬の選択肢が増えるに伴い、コンパニオン診断薬(CDx)システムもますます複雑化してきている。ここでは肺がんのCDxをめぐる課題や最新の動きについてまとめてみたい。 同じ治療標的に複数のCDxという壁 まずはドラ […]

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周術期ICIの最適なレジメン選択
肺がんにおけるネオアジュバント療法、免疫チェックポイント阻害剤は全例にメリットがあるか?(その2)

ネオアジュバント/アジュバント療法は、多くの固形がんで治癒の可能性を高めることを目的に行われ、ホルモン療法(乳がんや前立腺がんなど)、放射線療法、化学療法、そして最近登場した分子標的療法や免疫療法など、多くの治療モダリテ […]

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ICI治療におけるバイオマーカーの課題
術後アジュバントとしての免疫チェックポイント阻害剤のバイオマーカー:腫瘍のPDーL1の意義は?

進行期ICI治療においてひとつのバイオマーカーとなっている腫瘍のPD-L1。術後アジュバントICIが 実臨床で使われる日が近づいている今、改めて腫瘍のPD-L1発現の意義を考えてみたい。(*ここで のICIは、抗PD-1 […]

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周術期ICIの最適なレジメン選択
免疫チェックポイント阻害剤は術後より術前がbetter?:腫瘍ドレナージリンパ節にフォーカス

(その1)で「術前ICI > 術後ICI」の利点として、腫瘍内T細胞クローンの拡大やCD103+ (Batf3+ ) DCの重要性について触れたが、今回は新たな知見を含めてICI投与における腫瘍ドレナージリンパ節( […]

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