KRAS変異陽性症例に対する治療の転換期?:活性化(ON)型阻害剤への期待

今年のELCCおよびACRRでは、RASの活性化型、つまりGTP結合型に対する阻害剤の報告が目を惹いた。メカニズムとしては、低分子阻害剤が活性化型RASとシャペロンタンパク質と三者複合体を形成し、下流のシグナル伝達に必要なタンパク(RAF等)との結合を阻止するというものだ。

長らく薬剤標的とすることが難しいとされてきたKRASだが、ここ数年で不活性(OFF)型であるGDP結合型KRASに対する阻害剤の開発が進み、特にKRAS G12C変異に関しては既に日本でもSotorasibが承認されている。

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