ASCOの周術期非小細胞肺がんのデータを振り返る

免疫チェックポイント阻害剤

長らく術前・術後ICIのデータが盛り上がりを見せていたが、いよいよICIの話題は下火になった印象を受けた。ひとつ臨床試験を取り上げるとしたら、EA5142 (ALCHEMIST) 試験のネガティブな結果だろう。術後ICIは、IMpower-010だけが日本で唯一承認されているが、その他の試験(ALCHEMIST、KN-091、BR 3.1等)においてシグナルにはばらつきがあり、効果には疑問が残る。使い所としては、「術後に再発高リスクが判明した場合」だと思うのだが、PD-L1陰性が判明した場合は適応外である。これらの事情を加味すると、やはり今後も術前ICIが主流となるのではないか(関連記事はこちら)。

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