RECIST評価では見えてこない”ctDNA陽性”症例は、治療介入の対象にすべき?

ctDNAの臨床応用は以前の記事でも取り上げたが、ctDNAの①陽性/陰性、➁clearanceのどちらを評価するかは、使用目的によって変わってくる。

治療の効果のモニタリング等で使われる➁は、個々におけるctDNAの“変化”を追跡することで評価できるが、一方の①の評価や解釈は難しいと考えられる。なぜなら、検査の感度を上げるほど陽性率は上がるが、その臨床的意義は不明であり(がん種や個々のがんの状態、例えば腫瘍の位置や血管アクセスなどによってもばらつきがあると思われる…)、“陽性”の定義(最適なカットオフ値)が曖昧だからだ。

今回はまさにこのctDNAの“陽性”の検出が治療に与えるインパクトについて、少し踏み込んで考えてみたい。

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